【小説感想】【休職中に読んでみた】コンビニ人間 編
こんにちは
ゆうたくです。
記事を開いていただき、ありがとうございます!
夫が休職中に読んで、印象に残った小説や漫画等を、個人の感想を交えて紹介しております。
また、休職中に試して意外と心地よかったこと、体験なども書き連ねておりますので、そちらの方も良かったら見ていってください。
今回、感想を紹介する小説は、
『コンビニ人間』
村田沙耶香 著
です。
【正直な感想】
まず、全体的に丁寧な文章で、とても読みやすかったです。
かつ、
舞台も「コンビニ」という身近なものなので、想像しやすく、気持ちよくサクサク読めます。
コンビニで働いたことのない人でも、「コンビニの働き手側」という世界の知らない部分を知ることができますし、
逆に、私のように、学生の頃にコンビニで働いていた経験があれば、なおさら、コンビニを取り巻く環境の描写に惹き込まれると思います。
それでいて、
なんというか、世の中の本質みたいなものも散りばめられていて、全体として飽きさせない作品でした。
ただ、このブログを読んでくださる方に、あえて、ネタバレを少しさせてもらうならば…
先入観のない状態で『コンビニ人間』を読みたい方は、以下の文章を見ないでくださいね。
【ここからは少しネタバレが入ります】
では、
…
…
物語の途中から、気分の悪くする人物が出ます。不快な感情が湧いてくるかもしれません。
なので、
そんな不快なものも、
- 「まあ、小説の中だしな〜!」
- 「まあ、この人の言ってること、一理あるけどな!」
という感じで、余裕をもって「楽しめる」心の状態のときに読んでみてほしいのです。
【あとがき】
サクサク読めてしまう読みやすさに加えて、
読み終わったあとも、自分のこと等を色々と考えさせてくれる。そんな作品でした。
以上です。
参考になれば嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!