【小説感想】【休職中に読んでみた】カケラ(湊かなえ著) 編
こんにちは
ゆうたくです。
記事を開いていただき、ありがとうございます!
夫が休職中に読んで、印象に残った小説や漫画等を、個人の感想を交えて紹介しております。
また、休職中に試して意外と心地よかったこと、体験なども書き連ねておりますので、そちらの方も良かったら見ていってくださいね。
今回、感想を紹介する小説は、
『カケラ』
湊かなえ 著
です。
【カンタンあらすじ】
美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。そのカウンセリングをしている中に出てきた「ある事件」について、久乃は「真相」を知るべく、事件の関係者に会いに行き、突き止めていきます。
【正直な感想】
会話や語り口調で物語が進むため、小説としては
独特で、現実的(リアル)な世界が描かれています。
その分、話(会話)が横道に逸れることが、多々あるので、本筋を掴みにくい、正直、読むのが疲れました。
しかしながら、そこは湊かなえワールド。
読み応えはあります。
- 「外見やうわさ話」と「中身や本当の姿」は必ずしも一致しない」
- 自分が抱いている「他人」のイメージも、本当は合っていなかったり。
- 他人から見た「自分」も、歪曲して映っていたりするものだ。
総じて
「基準を他者に委ねない」
そのことの重要性が、小説の中に見事に散りばめられていて、
私自身も、深く考えさせられる作品でした。
今回は以上です。
参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!