【お勧め】【小説感想】その16 『恋とそれとあと全部』住野よる著
こんにちは
ゆうたくです。
記事を開いていただき、ありがとうございます!
休職中や復職後に試してみて、心地良かった体験や、読んで良かった漫画や書籍等を、個人の感想を交えて、(なるべくネタバレしないよう気をつけながら)紹介しています。
さて、
今回実際に読んで、紹介したい「小説」は、
『恋とそれとあと全部』
住野よる著
です。
【カンタンあらすじ】
主人公は男子高校生。高校の夏休み、片思いの女の子から誘いを受ける。それは、ある「目的」のために彼女の祖父の家に同行することだった。
そして、高校生2人による日常のような、まるで、非日常のような4日間が描かれます。
【正直な感想】
ほぼ一貫して、主人公の目線で物語が進んでいくので、その心の動き、片思いの相手に対する気持ち、気遣い、葛藤などを分かりやすく、かつ、心地良く感じることができます。スッと読めるとともに、物語の中に引き込まれていく感じがしました。
物語自体もテンポが良く、高校生二人による何気ない会話も面白く、やはり、全体的に読みやすい作品だと思います。
前半は、淡い恋心と青春模様が中心に描かれており、あるイベント(あえて「イベント」としておきます)を境に、後半は、少しだけ空気感が変わります。
ネタばれしたくないので、
あまり内容について触れられないのが、もどかしいですが、
とにかく最後まで読んでみたところ、
私の中では、読後感…良かったです(^^)
【少しだけお節介を申しますと】
作中で、「生」と「その逆」を扱っているので、生きるのが辛いほど弱ってる状況の方は、時期をあらためて、いつか、ゆっくり読んでいただければと思います。
【あとがき】
休職中の方や、久しぶりに本を読む方にもお勧めです。良作です!
今回は以上です。
参考になれば、嬉しいです(^^)
読んでいただき、ありがとうございました!!