自転車で九州縦断してみた話 後編 注意点とおすすめの自転車について
こんにちは
ゆうたくです。
記事を開いていただき、ありがとうございます!
休職中や復職後に試してみて、心地良かった体験や、読んで良かった漫画や書籍等を、個人の感想を交えて、紹介しています。
以前に、自転車で九州縦断したときの記事を書いておりました。今回はその続きです。
(前編の記事は、こちらのURLから↓)
https://yuutakunon.hatenablog.com/entry/kyushoku-kyuushuujuudan
「最近、冒険してますか?」
『九州縦断自転車旅
〜博多から本土最南端の佐多岬へ 後編』です
【2日目の夕方 熊本と鹿児島の県境にて】
博多駅を出発し、2日目。
ここまで、ほとんどトラブルもなく、調子よく走っていたため、気が大きくなって、陽が沈む頃になってもペダルをこぎ続けていました。
山道に入りましたが、特に気にすることなく、
「まあ、20時〜21時くらいには、(この山を超えて)鹿児島市内に着けるだろう」と思っていました。
この甘い見通しが仇となります。
勾配のきつい坂道を超え、
長いトンネルを通り、
また、きつい坂道を超え…
…
全然、山道が終わらない…!!
すでに辺りは真っ暗、明かりも空いてる店もほとんどなく、自転車のライトだけを頼りに、漆黒の闇の中、ペダルをこぎ続けます。
(ええ、まじかー……!!)
休憩ポイントもなく、(かろうじて、コンビニが一軒あった)暗闇の山道を走り続けること数時間、22時を過ぎても、一向に市街地は見えません。
今さら、引き返すこともできず、
疲労と恐怖がピークに…
真夜中の山道、
不安と恐怖をまぎらわすため、大声で歌いながら自転車を必死にこぎ続けます…(泣)
結局、鹿児島市の市街地についたのは、日付が変わった0時過ぎでした。
※山道の途中にあった、マクドナルドの案内看板(直進あと〇〇キロと書いてあるアレ)が、
やたらと頼もしく見えたのは、このときが初めてでした。
【翌日は脚の疲労で動けず】
膝に痛みがあったので、翌日は佐多岬を目指さずに、いったん自転車は置いて、鹿児島市内で休養することにしました。
※鹿児島の魅力については、いつか別記事で書いてみたいと思います。
【フェリーに乗って、桜島へ】
桜島は、鹿児島市街地の近くにある港からフェリーで渡ることができます。
フェリーには車も、そして、もちろん自転車も積みこむことができます。
自転車でここまで辿り着いたということも相まって、この、フェリーに乗ってた時間は、波風とともに、「冒険してるな〜」感を目一杯、感じることができました(^o^)
船旅も、良いものです!
途中、トンネルや坂道もありましたが、鹿児島県に入る前の山越えに比べたら、港〜佐多岬はまだ少し楽だったと思います。
それでも、片道で半日程度かかりましたが…^^;
最後の方は、脚とお尻の痛みに耐えながら、ついに、本土最南端の佐多岬に到着。
しかし、
結局、その日は春一番による激しい風が吹いていたため、岬の園内は閉鎖中。スッカラカン
ここまで来たのに、九州最南端は拝むことができず!…という悲しいオチで、
今回の、自転車旅は無事に(?)終了です☺☺
【自転車で九州縦断を考えている方へ】
手前味噌ではありますが、実際に経験した者として、私なりの注意点を記しておきたいと思います。
- 鹿児島市内に入る前の、薩摩河内市〜いちき串木野市の山道は、道中とても長いです。体力と時刻を考えて、その前に休憩・宿泊することをお勧めします。
- 佐多岬は、入園時間が決まっています。私が行ったときは17時まででしたが、事前にご確認ください。
- 桜島の港〜佐多岬の往復日帰りは、疲労が蓄積してる身体では結構きついです。途中にある民宿やビジネスホテルを利用することも視野に入れておくことをお勧めします。
- これは、私が20代のときの話です。
- 安全には配慮して、くれぐれも無理せず、また、自己責任でお願いします🙇
【あとがき】
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
ちなみに、私が実際に九州縦断中に乗っていたのは、
『ルイガノ』
というメーカーの自転車でした。(参考までに)
スプリングが入っていて、疲れにくく、長距離はもちろん、普段の街乗りにおいても、とても重宝しました。
最高の相棒でした(^^)